12歳から16歳までの女性は定期予防接種の対象となっております。
<接種方法>
1.当院に予約の電話をお願いいたします。
2.接種当日は予診票と母子手帳をご持参ください。
3.診察後、接種となります。
大事な予防接種ですので、ご予約をお待ちしております。
<HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンについて>
50歳未満(特に20~40歳)の若い女性で、子宮頸がんと診断される方が増加しています。
子宮頸がんは子宮の入り口付近(子宮頸部)から発生する癌で、年間に約1万人が罹患し、約2800人が死亡しています。これは決して少ない数ではありません。


子宮頸がんの95%以上はHPV(ヒトパピローマウイルス)というウイルスの感染が原因です。
性行為によって知らない間に感染しており、全女性の50~80%が感染していると推定されています。ありふれた一般的なウイルスですが、リスクの高いHPVに持続感染すると、その約10%の女性が数年~数十年をかけて子宮頸がんを発病します。
このHPVの感染を予防するのがHPVワクチンです。HPVワクチンは性交渉前に接種するとより効果的で、その有効性は約94%と言われています。
十分な効果を得るためには2回または3回の接種が必要です。
※15歳未満の方 全接種2回

※15歳以上の方 全接種3回

筋肉注射のため、注射部位の一時的な痛みは9割以上、一過性の発赤や腫れなどの局所反応は約8割の方に生じますが、安全性も示されており、小児科学会、産婦人科学会共に接種を推奨しています。
前述したように性交渉前にワクチンを接種することが最も効果的ですが、性交渉の経験があっても未感染であれば将来の感染予防が期待できるため接種は可能です。
当院でも接種を推奨しています。
子宮頸がんは無症状で進行するため、接種が済んだあとも定期的に子宮頸がん検診を受けましょう。

